独身男性の保険加入時のポイント

今回は独身男性の保険加入時のポイントをお話したいと思います。
独身女性についてはまた加入時のポイントが変わりますので
別の記事でお伝えしますね。

独身男性の場合、最初に結論を申し上げますと
保険は必要ではないという考えをされている方もいますが
無駄のない入り方はすれば必要です。

【無駄のない入り方】というのは、
保険の目的がずれていなければということになります。

「保険に若い時から入ってます」というケースの多くの人が

・親が勝手に保険に入っている
・親に勧められたから
・上司に勧められたから
・会社を出入りしている保険セールスの人に負けて

というように自分の意思がないケースが多いのです。

一番ひどいパターンが
掛け捨てで、数千万円の死亡保険金の出る保険料更新型の保険に入っているケースでしょう。

そういう場合、大体の方がちゃんとした保険セールスをしている人からしたら
「この保険はいらないですよ」と言うでしょう。

なぜなら、意味のない保険だからです。

独身でまだ養う家族がいない人が亡くなって親に数千万円が行っても喜ばれません。
受取人(親の場合が多い)が亡くなっていれば、兄弟もしくは甥っ子にいくでしょうが、
一人っ子の場合はどんどんかけ離れた親族に渡ることになります。

独身男性で最低限有難がられる保険というのは、
必ず人はいつか亡くなりますので、葬式代が出るくらいの保険で十分です。
できれば掛け捨てではない保険料も一生涯変わらない終身保険がおすすめです。
若いうちに入っておけば保険料も小さく抑えられますし、結婚して子供が生まれても
見直しして解約することはまずないでしょう。

500万円の終身保険 60歳・65歳で支払いが終わるタイプでしたら
大体1万円前後で積立気分でできます。
投資に対してブロックがない方であれば、利率も高い外貨建ての終身保険もおすすめです。

資金的余裕があれば40歳台で払い終えてしまうということもオススメされますが
もし結婚したら・子供が生まれても払えるかどうかというのも気にされてみて下さい。
その場合は利率が高いかどうかも大切です。
利率が高ければ、お子さんの教育資金に使える・老後の猶予資金にも使えます。

医療保険については、加入されてもいいですが
掛け捨ての終身払でいつでも見直しができるタイプで十分です。
特約に入りすぎないよう注意して下さい。
詳しくは医療保険についての記事もアップされてますので併せて御覧ください。